科学的に立証した教育法、モンテッソーリの幼児教育

公開日： 2014/06/15 : モンテッソーリ教育とは, 海外事情モンテッソーリ教育, ヨーロッパ, 幼児教育, 欧米

今、モンテッソーリの幼児教育が注目されていますが、具体的にどのようなものなのかご存知の方は少ないと思います。

マリア・モンテッソーリさんが科学的に立証した教育法で、どうしたら子供が自ら自立し、円満な人格形成をしていくか、ということに注目した教育方法です。
欧米では定着しているようですが、日本ではまだまだ認知度が低いのが現状です。

もともとは知的障害児や貧困層の子供を対象に行われていたようですが、現在は全ての子供がモンテッソーリの教育の対象となります。
限られた施設でしか行われていませんが、沖縄から北海道まで全国各地にモンテッソーリの幼稚園や保育園があります。

欧米ではモンテッソーリの小学校が数多くあるようですが、日本にはまだまだ小学校は数少なく、基本的には幼稚園や保育園で取り入れられているようです。

モンテッソーリの教育の特徴を簡単にまとめると、「学習の環境を大切にする」「知能と感覚のバランスを重視する」「人格の完成を目指す」「伸びる力を育てる」というものです。

子供、ひとりひとりの能力に注目し、それが最大限に発揮できるように先生たちがサポートします。
感覚・知能を伸ばす教具がたくさん用意されており、先生たちがやることを選ぶのではなく、何をやるのか選ぶのは子供たちです。これが子供たちの自主性を育てます。

毎日、同じことをする子もいれば、日によって違うことをする子もいる。
それでいいのです。子供が好きなことをやらせることで、集中力を養うこともできます。